だれかがどこかで



善行者表彰を実施


表彰された小見さん
表彰された小見さん
善行者:北関東日立物流サービス(株) 前橋営業所
小見孝夫様

小見さんは、群馬県のソフトテニス国民体育大会強化チームのコーチを10年やってきましたが、昨年2月より群馬県成年女子の監督に就任、8月の関東予選4位で通過し、国体(秋田わか杉国体2007)への切符を手に入れました。結果は7位入賞。少年女子は3位に入賞したので、女子総合優勝という素晴らしい成績を残しました。このように小見さんは長年にわたりソフトテニスの技術向上と発展に貢献されました。
このたび関東支部では、4月17日に田支部長が(株)日立物流本社応接室で小見さんを表彰いたしました。
なお、小見さんは自身も現役のシニア選手として現在も活躍していらっしゃいます。

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表彰された今井さん(中央)
表彰された今井さん(中央)
善行者:(株)日立製作所
エンタープライズサーバ事業部
第二サーバ本部
今井康彦様

今井さんは、スポーツを通して親子のコミュニケーションを深めるため、お子さんが野球を始めたのをきっかけに、スポーツ少年団の指導者となり14年が過ぎようとしています。今も仕事の合間にボランティアで小学生を対象としたバレーボールの指導を続けています。
このたび関東支部では、2月25日に田支部長が神奈川県秦野市の(株)日立製作所エンタープライズサーバ事業部応接室で今井さんを表彰いたしました。
子供たちと今井さん(左端)
子供たちと今井さん(左端)
以下、今井さんのお話。
素人が小学生に技術指導・スポーツの楽しさを教えることの難しさ、多くの失敗を体験し、チームワーク作りも試行錯誤してなんとか今では自分なりの指導方法の形を身につけたような気がします。子どもだけでなく多くの方と接するこの場で、教科書では取得できない多くのことを学んでいます。
例えば、「ボールの落下点に早く行きなさい。」と言っても、小学2〜4年生には「落下点という単語」「早く行くという動作」が理解できないのです。子どもと同じ視線で見て、お手本を見せながらわかる言葉で伝えることが大切です。
また、発達段階の子どもなので体力・能力の違いもあり、一人ひとり感受性も違います。私は、休憩時間にも子どもの輪に入り一緒に遊び、子どもの心をつかみ、自分を理解してもらうことで、相互理解を深め、子どもが楽しく・安心してプレーできる環境作りにも努めています。

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中央が増田さん
中央が増田さん
善行者:(株)サンキ OB
増田洋志様

増田さんは、在職中より香川県バレーボール協会の公式審判員として約25年の永きにわたり各種大会の審判員を務められ、また、退職後も香川県バレーボール協会クラブバレーボール連盟の審判委員長や、さらには地域の体育協会やまちづくり協議会(NPO法人)等の各種団体にボランティアとして参画され、地域の振興並びに青少年の健全育成のため、現在も精力的に活動を続けられております。
このたび四国支部では、増田さんのバレーボール審判員の活動を始めとする、地域社会への多大なる貢献に敬意を表し、去る3月5日に日立栗林クラブにて表彰式を行いました。

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マジックに大喜びの孤児たち
マジックに大喜びの孤児たち
善行者:(株)日立プラントテクノロジー
コーポレート・コミュニケーション本部
福田俊弘様

福田さんは、長年にわたり、特技のエスペラントとマジックを活かして、国内外各所でボランティア活動(アフガニスタン、イラン、エチオピアなどの小学校・孤児院でマジックショー、神奈川県逗子市の中学校などでは国際親善の授業)を行い、地域社会に多大な貢献をしております。
このたび、関東支部では2月8日に田支部長が(株)日立プラントテクノロジー本社応接室で福田さんを表彰いたしました。
アジスアベバ大学で
アジスアベバ大学で
なお、福田さんは、昨年12月16日〜22日の間、NGO「ヤーデム」(日本エスペラントマジック友好協会)の友好親善活動の一環として、エチオピアの孤児院や大学を親善訪問し、マジックや木笛を披露し現地の子供達に喜ばれました。
また、大学では国際共通語エスペラントによる友好親善を図っております。

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表彰された三島さん(中央)
表彰された三島さん(中央)
善行者:(株)日立ビルシステム
渋谷支店 世田谷サービスセンター
三島 貴様

三島さんは、昨年6月27日15時頃、緊急ロープ点検を終了し、自転車に荷物を積んでいた時、100mほど離れた道路の反対側を歩いていたお年寄り(男性80才位)が倒れて路上に蹲っているのを発見。早速お年寄りの近くに行き、救助しようと駆けつけたところ、手の指から出血していたのでカバン内にあったきれいなタオルで出血部分を拭くとともに応急的な血止めの手当を実施。落着いた後、お年寄りをご自宅まで送って行きました。
翌日、ご家族の方がお礼のため事務所を訪問され、その善行が判ったものです。
このたび関東支部では、2月18日に田支部長が(株)日立ビルシステム本社応接室で三島さんを表彰いたしました。
なお、三島さんは、会社名等を名乗っておらず、倒れたお年寄りがロープ点検先から出てきたのを目撃していたため、社名・氏名等が明らかになったようです。

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善行者:日立コンシューマ・マーケティング(株) 関西社
CSR推進委員会
(委員長 西田晴亮)

前列左が西田委員長、
中央は矢野社長
前列左が西田委員長、 中央は矢野社長

関西支部では2月8日、沖支部長と毛呂理事が日立コンシューマ・マーケティング(株)関西社を訪問し、善行者グループを表彰しました。
今回の表彰は、同社がCSRの一環として社員の自発的発案、行動により1998年から長年にわたり、オフィス周辺のタバコのポイ捨て及びペットボトル、ビニール等のゴミを拾い集め環境美化を行っていることに対するものです。環境美化には毎回30名以上の方々が3ヵ月に1回、周辺2kmを社名入りのジャンバー等を着用せず、純粋ボランティアとして実施しているものです。
一方、献血は日本赤十字社の事業協力として(1998年より毎年実施)約20名が行っており、2004年には長年の参画が認められて「日本赤十字社兵庫支部」より感謝状を受けています。 一昨年8月より神戸から大阪へ事務所が移っていますが、新しいオフィスでも継続しており、また回を追うごとに参加者が増えてきています。
表彰当日は矢野取締役関西社社長、福井執行役員ご臨席のもと、上記ボランティアの主たるメンバーとなっている関西社安全衛生委員会の面々も合流され、なごやかな雰囲気のうちに表彰式を終えることができました。
同社は今後とも社会の一員であることを充分認識し、社員が一丸となって、息の長い活動として続けていく決意を新たにしておられました。

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表彰された井上さん(右)
表彰された井上さん(右)
善行者:(株)ルネサステクノロジ 
那珂事業所 勤労課
井上 厚様

井上さんは、学生時代からアマチュアコンサートに障害をもった子ども達を招待しており、それがこのボランティア活動のスタートになりました。結婚後、ご夫人の仕事の関係から高齢者介護施設でのコンサートを再開され、ご夫人といろいろ工夫の上「一緒に歌える曲」の古い民謡や唱歌をメインに活動され(1〜2ヵ月に1回程度)、参加者全員と楽しむことに心がけたコンサートづくりを展開し喜ばれております。また、ホーム内の行事(夏祭り、お誕生会、クリスマスなど)のお手伝いもしております。
サンタクロースに扮する井上さん
サンタクロースに扮する井上さん
関東支部では昨年12月10日、高田支部長が茨城県ひたちなか市の(株)ルネサステクノロジ那珂事業所の応接室で井上さんを表彰いたしました。

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表彰された三好さん(右から2人目)
表彰された三好さん(右から2人目)
善行者:日立化成工業(株) 
機能性材料事業部
三好広高様

三好さんは、学生時代(桐蔭学園工業高専)から「少林寺拳法」を習得。高専4年時には3段、35才時には6段となり、その間、桐蔭学園高校で約13年指導。その後、横浜市内の道場(横浜片倉道場)で約5年間指導中。現在、5才から60才くらいの人達に無償で「少林寺拳法」の技や型を指導しております。
関東支部では昨年12月18日、高田支部長が日立化成工業(株)田町事業所の応接室で三好さんを表彰いたしました。
道場の皆さんと(前列左端が三好さん)
道場の皆さんと(前列左端が三好さん)
三好さんは「当初、生徒は全員なんらかのクラブに入ることが必須だったので、中学までは運動とは無縁だったのですが、まぁやってみようかなという軽い気持ちで入部しました。現在は片倉道場で約60名の人達と練習(週2回、1回3時間)に励んでいますが、その教え子達が大会で入賞したりすると、やはりうれしいですね。中には大学に進学し、その後少林寺拳法の幹部になった者もおります。」とのこと。

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右が牧さん
右が牧さん
善行者:日立空調システム OB
牧  尚輝様

牧さんは、長年(満18年)にわたり少年軟式野球の指導者(対象:小学生)として活躍すると共に各種の福祉活動を行い、地域社会に多大な貢献をしております。
この度関東支部では9月7日、高田支部長が親切会本部で牧さんを表彰いたしました。
なお、福祉活動の内容は次の通り大変多彩です。
指導中の牧さん
指導中の牧さん
(1)東葛流山福祉会会長(2年目)
*会長は「東葛福祉連合会」の理事を兼務
(2) 精神障害(知的含む)ボランティア「笑みの会」会長(代表発起人)
平成18年6月設立、会員16名がデイケア・福祉作業所で支援活動中
(3) 車椅子、高齢者疑似体験養成インストラクター「もみじの会」会長(代表発起人)
平成18年8月設立、会員18名が市内の小学校、民生委員、市民等に体験養成指導中
(4) さわやか広間の活動を継続中(市民の話し相手、抹茶の提供、書道・絵手紙クラブ代表幹事)
*平成14年5月〜。
また、牧さんは今後も更に「(1)福祉に関連する知識の更なる深耕のため是非専攻科で学びたい。(2)生涯大学流山福祉会の会長(平成18年4月〜)の重責を果たすこと。(3)学んだ数々の知識を地域社会へ生かしたい。(4)雑学(趣味:茶道、書道など)を続けること。(5)子どもたちにも元気をもらい長生きしなくちゃ」などなど沢山あるとのこと。

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中央が中根さん
中央が中根さん
善行者:日立キャピタル株式会社
東北営業本部
中根  均様

東北支部では、2007年10月31日、日立キャピタル東北営業本部において同本部の中根均さんに対する善行者表彰を行いました。当日は、亀本部長にも列席いただき、式後は本部長を交えていろいろお話を伺いましたが大きな感銘を受けました。
中根さんは仙台市身体障害者福祉協会にボランティア登録し、同協会が運営する「車椅子利用者外出時の送迎サービス」に運転ボランティアとして参加、15年の長きにわたり活動を続け、現在も引続き活動中であります。2005年8月には仙台市身体障害者福祉大会席上で長年の活動に対して感謝状を授与されました。
懇談の中で中根さんからボランティア活動に参加するに至った経緯や現在の活動状況などお話しをいただきました。
以下、中根さんのお話
●  きっかけは十数年前に身近で不幸な出来事があり、その際、周囲の方々にお世話になり、今まであまり気に止めなかった周囲の支え、暖かさを強く感じ、人は多くの方々に支えられて生きていることを実感しました。そして何かの形でご恩に報いたいと考えるようになりました。丁度その頃、ボランティア募集のことを知り、登録することにしました。
●  活動は休日を利用してのもので無論つらいこともありましたが家族の理解と協力もあって続けることができました。また活動を通じて得難い体験も多くありました。障害を抱えてなお強く生きようとする人々の姿に心打たれ逆に励まされることもあり、活力になっていると思います。今後も体調に気をつけて活動を続けたいと思っております。

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中央・野口会長、右・角谷相談役(前会長)
中央・野口会長、右・角谷相談役(前会長)
善行者:
東葛福祉会連合会
(会長 野口剛勇)


関東支部では9月7日、高田支部長が親切会本部で善行者表彰を行いました。今回の表彰は、東葛福祉会連合会が地域に密着した活発な福祉活動を展開し、地域社会に多大な貢献をしてきたことが評価されたものです。
当連合会は、平成9年「浅間台福祉会」として設立以来、老人ホーム、病院、防犯通学安全、ディサービスにおける福祉ボランティア活動に専心。その後、平成12年「東葛飾福祉会」と改め、「松戸」を統括本部とし、支部組織(市川、柏、流山、鎌ヶ谷、我孫子、野田、船橋)で活動。平成18年からさらに地域に密着した活発な福祉活動を展開するため、各支部の自主的運営を行う連合方式に移行し「東葛福祉会連合会」として現在に至っております。
なお、会員(897名 平成18年11月現在)は、千葉県生涯大学(入学条件60歳以上)東葛飾学園「浅間台校舎(松戸市)、江戸川台校舎(流山市)の福祉科、生活科などの在校生、卒業生を中心とし一部福祉活動に賛同する地域住民で構成されています。会員内訳は次の通りです。

我孫子福祉会  47名   市川福祉会 60名
柏福祉会 278名   松戸福祉会  290名
鎌ヶ谷福祉会 82名   野田福祉会 26名
船橋福祉会 25名   流山福祉会 89名

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表彰された青柳さん(右から2人目)
表彰された青柳さん(右から2人目)
善行者:(株)日立ライフ 総務部
青柳薫光様

青柳さんは、関東ソフトボール協会普及委員、茨城県ソフトボール協会常任理事兼普及委員を務める傍ら、地元の女子ソフトボールチームを28年間率いて、その間チームを全国大会に4回、関東大会に5回出場に導くなど、長年ソフトボール競技の普及に努め、地域社会に多大な貢献をしております。
なお、青柳さんは、この功績により、一昨年12月に日本ソフトボール協会から表彰されました。
このたび、関東支部では7月5日に高田支部長が茨城県日立市の(株)日立ライフ本社応接室で青柳さんを表彰いたしました。当日は、川又社長、皆川取締役出席のもと表彰式、昼食懇談が行われましたが、終了後総務部中心の皆さんから盛大な拍手が送られるなど、青柳さんのお人柄がしのばれました。

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善行者:
(株)ルネサステクノロジ高崎 翠巒会(会長 安藤隆司)
翠巒会の皆さん
翠巒会の皆さん

関東支部では7月25日、高田支部長が群馬県高崎市の(株)ルネサステクノロジ高崎工場を訪問し、善行者表彰を行いました。
今回の表彰は、同社の旧特称会と組長会から成る翠巒会が長年にわたり、特別養護老人ホーム「長寿荘」の蛍光灯の交換、床の掃除、ワックスかけ、各部屋の窓掃除等のボランティア活動を実施すると共に、近年では(平成16年から)車椅子の錆びの除去、タイヤの虫ゴムの交換、空気圧の調整時にはパンクの修理とブレーキの確認調整作業を実施、最終段階では車椅子の自重記録を確認してシールを車椅子に貼っています。このボランティア活動は当初20数名でしたが、現在では53名も参加、地域社会に多大な貢献をしていることが評価されたものです。
車椅子を整備する皆さん
車椅子を整備する皆さん
なお、施設側は「お年寄りにとって車椅子はかけがえのない生活用品。見違えるほどきれいに磨いていただいてうれしい」と感謝々々とのことです。また、翠巒会では長寿荘でのボランティア活動のほか、工場周辺の美化活動、マナーアップ啓蒙活動等も実施しております。

  注) 車椅子の自重検査記録は、施設に入っている方は足が弱いため健康診断時に、車椅子ごと体重測定するため必要な作業とのこと。

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雨宮さん
雨宮さん
善行者:
山梨日立建機(株) 代表取締役社長
雨宮 清様

雨宮さんは、世界の地雷埋設地域の地雷絶滅をめざして地雷除去装置を開発し、多くの人々に勇気と希望を与えました。
このたび、関東支部では6月11日に高田支部長と宮永理事が山梨県甲府市の山梨日立建機株式会社応接室で雨宮さんを表彰いたしました。
雨宮さんのこの取り組みの歴史は長く、およそ60名の従業員および家族の協力も多大でした。
以下、雨宮さんのお話をもとに、その概要をご紹介します。

現在世界73カ国に1億1千万個も埋まっているとされる地雷。中でも致命的な殺傷力を持たない対人地雷は、人の手足を奪い、傷つけ、生きる気力をなくすようにと設計されているため、「悪魔の兵器」とも呼ばれています。
地雷除去(爆破)作業
地雷除去(爆破)作業
1994年、商用で訪れたカンボジアで雨宮さんが目にしたのは、町中に溢れる、地雷によって手足を失った人々の姿でした。雨宮さんは「そこで出会った、負傷した女の子を連れた年老いた女性に『この国を助けてください』と言われたときに、若いころ亡くした母親から『人のためになるような人間になってくれ』と言われた記憶が不思議とよみがえってきて、何とかこの人たちを助けてやれないかと思った」とのこと。当時、地雷についての知識は「まったくなかった」という雨宮さんでしたが、自分にもできることがあるのではないかと、帰国後すぐに政府や関係機関などあらゆる場所に赴き、地雷について勉強することから始めました。
その後雨宮さんは、社内に対人地雷除去機の開発プロジェクトを設置し、約5年をかけて最初の「ロータリーカッター式対人地雷除去機」を完成させ、1998年から供給を開始しました。従業員がおよそ60名の山梨日立建機にとっては大きな経営リスクでしたが、社員とその家族は応えてくれました。
世界トップレベルの日立建機製油圧ショベルの技術を応用するとはいえ、地雷除去機開発は悪戦苦闘の連続でした。1000℃にも及ぶ爆発温度に耐える強度、石や岩盤に対する磨耗性や耐久性。油圧ショベルの先端に高速回転カッターを付けた試作機ができるまでに5年もの月日がかかりました。現地での耐爆試験で安全性を確認しながら改良を重ねた結果、現在までに累計52台の地雷除去機が、日本政府から国連やNGOを通じてカンボジア、タイ、ベトナム、アフガニスタン、ニカラグアの5カ国に納入され、対人地雷・不発弾の撤去作業や潅木の除去作業に稼動しています。また、これらの対人地雷除去機に加え、大型地雷を除去する地雷除去機、広範囲な土地から地雷を除去する地雷除去機など、開発は現在も続いています。
農地へ転換後に子どもたちと
農地へ転換後に子どもたちと
雨宮さんが地雷除去機の開発において特に重視しているのは、除去後の土地の有効活用であり、それはつまり、現地の人々の自立支援を意味します。地雷除去機の納入時には運転指導教育やメンテナンス指導を行い、管理の技術移転も行っています。また、機械に汎用性を持たせ、アタッチメントの付け替えによって農地や宅地の造成、肥料や作物の種まきもできるようにしています。
このようにもともと複雑な地形や狭い場所でも対応可能な建設機械である油圧ショベルのメリットを最大限活用することで、地雷除去後の土地を住民たちが活用できるようになればと考えられて完成した日立の地雷除去機ですが、この技術はインフラ整備にも役立っており、地雷除去後の土地には学校や病院が建ち、農地や農業研修所ができるなど、各地で成果が目に見える形になってきました。
現在、カンボジアでの地雷埋設地域の住民の自立を支援するNPO法人「豊かな大地」(GEJ)を設立、カンボジア政府の地雷除去機関CMACや、農業技術指導を行う現地のNGOと連携して、地雷除去後の農地転換や住民に対する農業訓練への支援を行う計画です。

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